By: Patrick

心理効果一覧,恋愛 / 家庭

「アイデンティティ理論」上手くいかない恋愛や夫婦関係の原因とは

Sponsored Link

以前、シンデレラ・コンプレックスをご紹介しましたが、今回も恋愛や夫婦関係における不仲の原因を、アイデンティティ理論で説明していきます。

ちなみに、ここではアイデンティティを「自己像」「本当の自分」と定義します。

アイデンティティのための恋愛

まず、あなたの恋愛や夫婦関係を次のリストに当てはめてみてください。

①相手から「好きだ」「素敵だ」と言ってもらいたい
②相手からの評価が気になる
③あまりに積極的にこられると、逆に不安になる
④軽く束縛してしまう
⑤いつも長く付き合うことができない

このリストに多く当てはまった人ほど、自分に自信がないために恋愛相手で補っている「利害関係」の恋愛をしている人です。

相手を利用する恋愛関係

ここで、エリク・ホーンブルガー・エリクソン(Erik Homburger Erikson)という有名な心理学者が提唱した理論をご紹介します。

エリクソンのアイデンティティ理論
交際や結婚における「親密性」は、アイデンティティ獲得後になされる。

つまり、恋人と本当に信頼できる関係を築くためには、まず、自分のアイデンティティ(自己)が確立する必要がある、という考え方です。

「やりたいことはわからないけど、とにかく私に楽しい思いをさせて!」という期待を抱いて関係を続けている人などですかね。

こういう人は、相手に投影された自分を見ている状態です。本当は、相手に鏡のように映る『自分』に興味があるのです。

例えば、「イケメンじゃなきゃ嫌だ」というのは、「顔が整った人と付き合える自分」が好きなのです。

恋愛関係を良くする方法

このような、アイデンティティ恋愛から抜け出す方法が次のリストです。

①無条件に相手を好きになる
②相手の喜びを自分の喜びにする
③ありのままの自分を出す
④お互いに支え合う存在になる
⑤二人の将来のことを話しあう
⑥ドキドキから信頼と安らぎの関係になる

ポイントは「自立心」です。

相手に期待し多くを求めていた自分を反省することです。そして、自分の考えをもち、自分を確立することで、依存しあう形だけの恋愛関係から抜け出すことができます。

「自分とはこういう人だ!」と胸を張って言えるアイデンティティを作ることこそ、良い夫婦関係を築く始めの一歩です。

Sponsored Link

J(所長)のプロフィール
ラグジェスタ心理研究所所長J(ジェイ)。心理学や哲学を中心に、日本人が抱える心の問題や生きやすさを研究している。猫人間。嫌いな言葉は「宗教」「スピリチュアル」「ヒーリング」