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内向的,心理研究,感情コントロール

自分を見つめ直す3つの質問【自己分析の内観法】

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「何をしたいのかわからない」「自分が何者なのかわからない」

人が悩んだ時、誰でも答えのない無理問答を自分にして、疲れ切ってしまうことがあります。

本日は「内観」という方法を用いて自分を見つめ直すことができる3つの方法をご紹介します。

内観とは?

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内観
自分自身の精神状態を観察する方法。ヴィルヘルム・ヴントが考え出した。

内観とは、自分を見つめることです。自分を見つめることで、『本当の自分』を解き明かし、よりよい行動をとるために役立てる認知行動療法として採用される内観は、上座仏教やヴィパッサナー瞑想の考え方としても取り入れられています。

本当の自分を知り、困難にも対処できる冷静さを身につけることができる、とされています。

では、どうすれば本当の自分に出会えるか?

3つの内観方法

内観の方法は様々紹介されていますが、こちらではページ下部の書籍のほんの一部をご紹介します。

食事や排泄以外の全てを内観に集中できる、リラックスできる場所にこもってください。少なくとも3日間は、テレビやPCなど一切触らず、次の3つの問いを、自分の過去を思い出しながら答えを出してください。

① してもらったこと

他人からしてもらったことを思い出して答えてみてください。得たものに目を向ける。してもらわなかったことではなく、してもらったことを思い出してください

② してあげたこと

他人にしてあげたことを思い出してみてください。結果がどうであれ、他人のために行動したことを振り返ってみてください。

③ 迷惑を掛けたこと

被害者意識をやめ、自分はどういう迷惑を人にかけているかを問いかけてみてください。

以上の3つを、小学校以前、小学校時代、中学時代、高校時代、成人前後、就職後、に区切り、それぞれの期間で3つの質問に答えてみます。思い出す対象は、両親(父、母)からはじめるとよいでしょう。

まずは母について

まず、母親とのできごとを思い出します。どんな細かいことでも、事実だったら一挙手一投足すべて思い出してみます。

例えば、小さいころは母によく布団を敷いてもらった。毎晩ご飯つくってもらった。

ものごとを自分の感情だけでみていると、そのことを認めるのが難しくなります。忘れがたい出来事は、一度、きちんとその出来事と対決して、それを過去の事実として受け入れることが大切です。

そのとき、相手から見てどうだったか?という視点から見ると、事実を受け入れやすくなる。

忘れようと思っていた状況を語ること=自分がしてしまった事実に気づいたということ。

してもらうのが当たり前ではまだ子供

内観は事実に気づくための行為です。そのあとは、自分で気づき、自分で決めて、自分で生きて行くことが求められます。

他人に求めれば求めるほど自分を見失う。

幸せより正しさを優先してしまう

多くの人は「幸せ」より「正しさ」を選んでしまいがちです。

チーズが置かれた迷路にネズミをいれると、チーズの場所が何度か変わっても、その度に学習してネズミはチーズをみつけることができる。

しかし、人はチーズを見つけられません。「前は確かにここにあった」「自分の記憶が正しかったら、またここにあるはず」そう信じて何度も同じところにいき、過ちを繰り返します。

同じように、過去の考えや感情に固執していると、間違い迷路から抜け出すことはできません。

まとめ

内観のコツは、過去の感情を振り返らない、自分の都合でモノをみない、相手の視点でみるの3点です。その中で、①してもらったこと、②してあげたこと、③迷惑をかけたこと、を過去のそれぞれの期間で答えてみます。

そこから、自分がたくさん得ていること、小さなことでも感謝の気持ちが大切なことに気づいたとき、一歩深い感覚に入れるとされています。

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J(所長)のプロフィール
ラグジェスタ心理研究所所長J(ジェイ)。心理学や哲学を中心に、日本人が抱える心の問題や生きやすさを研究している。猫人間。嫌いな言葉は「宗教」「スピリチュアル」「ヒーリング」

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