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「心」と聞いてみなさんは何を思い浮かべるでしょうか?
心臓、脳、神経、感情、ハート、意志、魂、目には見えない大切なモノ、どれも間違いではありませんが正解でもないように思えます。
心理学は英語で「Psychlogy」古代ギリシャでは心を表す場合、「魂」という意味の「psyche(プシュケ)」という言葉が使われていました。
人類の歴史を振り返ってみると、心について多くの考察がされている。わかりやすいように意訳してみました。
「霊魂(psyche)は空気でできている。万物の根源(アルケー)は空気である。(死者は呼吸しないから)」
「知性は頭に、気持ちは心臓に、活力はヘソに、性欲は生殖器に。」
「快楽、喜び、笑い、不安、苦しみ、すべて脳にある。」
「理性は頭に、勇気やスピリットは心臓に、栄養を欲する欲望は横隔膜の下(腹)にある。」
「心は心臓にある。」
「生活機能は精気(スピリット)によるものであり、神経は精気の通路である。食物は動物的精気(アニマルスピリット)になり、それが血液になって心臓にいって空気とふれて生命的精気(バイタルスピリット)とないり、それが脳にいって精神的精気(サイコニックスピリット)となる。これらが霊魂である。」
「吾が心は即ちこれ宇宙。心は即ち理なり。」
どれの意見もなんとなく当たっているような気がしますね。心を考える上で、科学的な心理学だけでなく、哲学や宗教といった考え方も、時には必要なのかもしれませんが、答えはどこにも気がします。
個人的に共感できるのは、朱子学の「心即理」です。自分の見たもの、感じたものすべてが心である、心とは特定の場所でなく自分すべてなんだ、いうという考え方が、しっくりきました。
皆さんの心はどこにありますか?
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