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コラム,心理研究

心とは何か?古代の偉人から考える哲学的心理学

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「心」と聞いてみなさんは何を思い浮かべるでしょうか?

心臓、脳、神経、感情、ハート、意志、魂、目には見えない大切なモノ、どれも間違いではありませんが正解でもないように思えます。

心の歴史

心理学は英語で「Psychlogy」古代ギリシャでは心を表す場合、「魂」という意味の「psyche(プシュケ)」という言葉が使われていました。

人類の歴史を振り返ってみると、心について多くの考察がされている。わかりやすいように意訳してみました。

ギリシャ自然哲学者・アナキシメネス(BC588-524)

BC588-524

霊魂(psyche)は空気でできている。万物の根源(アルケー)は空気である。(死者は呼吸しないから)」

ギリシャ哲学者・ピタゴラス(BC572-496)

pythagoras

知性は頭に、気持ちは心臓に、活力はヘソに、性欲は生殖器に。

ギリシャ医学者・ヒポクラテス(BC460-377)

快楽、喜び、笑い、不安、苦しみ、すべて脳にある。

ギリシャ哲学者・プラトン(BC427-322)

理性は頭に、勇気やスピリットは心臓に、栄養を欲する欲望は横隔膜の下(腹)にある。

ギリシャ哲学者・アリストテレス(BC382-322)

アリストテレス

心は心臓にある。

ギリシャ医学者・ガレヌス(AD131-201)

「生活機能は精気(スピリット)によるものであり、神経は精気の通路である。食物は動物的精気(アニマルスピリット)になり、それが血液になって心臓にいって空気とふれて生命的精気(バイタルスピリット)とないり、それが脳にいって精神的精気(サイコニックスピリット)となる。これらが霊魂である。」

古代中国朱子学者・陸象山(1139-1192)

陸象山

吾が心は即ちこれ宇宙。心は即ち理なり。

まとめ

どれの意見もなんとなく当たっているような気がしますね。心を考える上で、科学的な心理学だけでなく、哲学や宗教といった考え方も、時には必要なのかもしれませんが、答えはどこにも気がします。

個人的に共感できるのは、朱子学の「心即理」です。自分の見たもの、感じたものすべてが心である、心とは特定の場所でなく自分すべてなんだ、いうという考え方が、しっくりきました。

皆さんの心はどこにありますか?

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J(所長)のプロフィール
ラグジェスタ心理研究所所長J(ジェイ)。心理学や哲学を中心に、日本人が抱える心の問題や生きやすさを研究している。猫人間。嫌いな言葉は「宗教」「スピリチュアル」「ヒーリング」